「選択の連続で、今の私ができている。」
と考えると、

「選んできたもので、今の私ができている。」
とも言い換えられます。

そう考えると、
「自分を知る」上でとても参考になるのが、
「自分が購入したモノ」だということ。

「自分が購入したモノ」＝「お金を使ってきたもの」です。

その「購入したモノ」を見ていくと、
自分がモノを購入する際に、
どんな＜選択基準や傾向があるか＞が見えてきます。

講座でも、個人コンサルでも、
「どんな方にサービスを提供したいですか？」
とお伺いするのですが、

ある受講者さまが、
「自宅でできるセルフエステ」の推奨をし、
そこから、自然体をイメージして、
サービス展開していこうとされていました。

でも、、、

彼女が選ぶ服、かばん、アクセサリーなどを拝見し、
それらを選んだ理由を聞くと、

「発売している中で最高クラスで、
　ビジュアル、機能、共に、かなりイイ商品です。」とか、

「職人さんがこだわったモノで、
　オーダーメイドで作ってもらえるところが魅力です。」とか、

「個性的なイヤリングを見つけました。」とか、なんです。

彼女がモノを選ぶ傾向として、

いちばんよいものを選ぶ
一点モノを選ぶ
個性的なデザインを選ぶ

これ、彼女は、無意識にされています。
当たり前の選ぶ基準なんですね。

で、＜こだわり＞だったりもするんです。

では、
自然体を好む方がモノを選ぶ傾向って、

自分が使っていて
使い心地がいいかどうか

を大切にされる方が多いので、
服装もナチュラルテイストなんですね。

見た目(ビジュアル）のファッション性より、
着心地重視(感覚)だったりします。

ですから、
自然体を好む人と、
彼女の好みには乖離があるんです。

　も入っていると思いますが、それだけではない！ということ。）

で、何がどう関係するか？というと、
お客さま設定する際に、

自然体志向の方に、
サービスを提供しようと思い、

そのような方が、
彼女の＜こだわり＞でもある、

「発売している中で最高クラスで、
　ビジュアル、機能、共に、かなりイイ商品です。」

という＜高級志向＞に、興味を持つか？どうか。

それよりは、
自分の好みの傾向に合う方に来ていただいた方が、
お客さまとしても思いを馳せやすいし、
共感しやすいと思うのですね。

さらに、 

いちばんよいものを選ぶ
一点モノを選ぶ
個性的なデザインを選ぶ

これをひっくり返すと、

そこそこのモノじゃなきゃ嫌
人と同じになるのは嫌
みんなが持っていそうなのモノは嫌

というのが見えてきます。

これ、いいですよね。
そういうのが自分の＜こだわり＞だと認識したら、

でも、
自分がモノを購入する際に、
どんな＜選択基準や傾向があるか＞を認識していないと、
こういった＜こだわり＞部分に気づけない。

気づけないと、いかせない。
もったいないなーと思うんですね。

だって、＜こだわり＞って、
大切にしたいものだったりするから。

同じようなこだわりを持っている方の方が、
伝わりやすいし、共感もされやすい。 

加えて、この方の見た目も、
「自然体」というよりも、
「ラグジュアリー」という言葉がぴったりで。

やっぱり、
いいモノを自分に選んでこられたんだな、
というのがわかるんです。

他の受講生の方々からも、
彼女自身や選んだ商品の印象として、

「高級感があふれる
　ラグジュアリーな印象を受けました。」

という言葉がでてくるくらい。

これは、強みにしないと、
もったいないですよね。

「なんと！もったいなき！」
ふみこさんのその発想・・・
私の中にはなかった・・・。

ビジュアルだけじゃない、
写真だけじゃない。

ディスカッションから、
深い深いマインド部分までもが
自然と引き出され、驚いています。

とお客様。

そうやって考えると、
プロフィールに選ぶ写真、
ブログ等で発信用に使うイメージ写真も、
変わってきますからね！

自分の傾向や特徴、
こだわりを存分にいかして、
活躍されていっていただきたいなと思います。