こんにちは、豊田です。
只今、6月よりスタートする
哲学サロン・第4期の「体験会」を開催中です。
本日も、
素敵な方々にご参加いただきました。
その中で、
「考えることを避けていたと思いました」
というご感想をいただきました。
私たちは、忙しい日々を送っていると
目の前のことに一生懸命になり
ついつい「考える」ということを
放棄してしまいます。
そうなると、自動的に
過去の経験に基づいてしか
考えることができず
日々が流れるように過ぎていきます。
この根本的な理由は、
なんだと思いますか?
これは、
マインドの問題ではなく
実は構造的な話が関係しています。
Contents
人は何で判断するのか
20世紀最大ともされる哲学者
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン
の言葉で、
人は過去の経験の
類似性から「それ」を知る
と、あります。
これは、
どういうことかというと、
人は新しいものに出会ったとき、
過去に自分が見聞きしてきたものと
似ていれば理解できるし、
似ていなければ理解できません。
つまり、私たちは、
「類似性」
で物事を判断しているということ。
変わらない・変われない理由
こうした「類似性」の判断により
自分の経験からしか考えられないと、
ずーっと、
その思考の枠の外にはでられません。
つまり、
変わりたいと思っているけど、
構造的に、
変わらない、変われない、
を選択しているのです。
これ、
何かと似ていると思いませんか?
頑固親父の
メカニズムと一緒です。
歳を重ねると
「頑固になる」
と言われたりしますよね。
あれはまさに、
この「類似性」が関係しています。
人が年齢を積み経験を重ねるごとに
思考が頑なになるのは
類似性の範囲が広がっていき
自分の経験に基づいて理解できることが
増える一方で、
それ以外の新しい選択や可能性を
すべて捨てているのです。
「理解できない=自分にとって不要なもの」
という理由で。
けれども、
このメルマガを読んでくださっている
皆様は、もう大丈夫です!!
今日、この構造を知りましたので、
自分で「意識的に」
選択することができますから。
変化する時に伴うもの
しかしながら、
頭ではわかっていても、
気持ちの面で、
自分が理解できないことに飛び込むって、
なかなか勇気のいることです。
私も哲学を学び始めた頃、
なんて場違いな場所に来てしまったのかと
自分の決断を後悔し、
帰りたくて、帰りたくて、
たまりませんでした。
(未だに感じることはあるけども・・・汗)
特に、
歳を重ねれば重ねるほど
ある程度、なんらかしらの
成功体験が自分の中でできていたりするので
よりより
・失敗したくない
・間違えたら恥ずかしい
そんな気持ちが湧いてきます。
ですが、
こうした「痛み」と感じる気持ちを
乗り越えるからこそ
”未知の自分と出会える”
というのも確かなこと。
そもそも、この世の中に、
正解なんてありませんからね!
これ、哲学を学ぶと
ほんっとに腑に落ちてきますが、
それがわかると
人に惑わされず強くなれます!!
真の学び
今の自分になんとなく
「理解できること」を学びにいっても
大した変化は得られません。
それは、結局は、
自分の経験上の範囲でしかないから。
根底から自分の価値観や考えが
覆されるようなことや
「わからない」
と頭を抱えるようなことを
考え続けるからこそ、人は変化していける。
とはいえ、
ついつい逃げたくなることもあります。
そんな時は、
「思考することから
逃げたら終わり」
と私自身、言い聞かせています。^^
さてさて、
「哲学サロン」の体験会では、
必要以上に不安を煽ったり、
セールスをしたりというようなことは、
一切しておりません。
ただ、ご紹介するために
ポンと目の前に置かせていただきます。
これは、それだけ
ご提供しているサロンの場に
自信があるからでもあり、
無理矢理に不安を煽ったり
焦らしたりしてまで
参加していただきたいとは
思っていないからです。
手にするか否かは、
お客様の判断にお任せしております。
哲学的思考を手に入れて、
よりよい人生やビジネスを送っていきたい!
そんな風に思われる方と
「哲学サロン」にて、
共に研鑽を積んでいけることを
楽しみに、お待ちしております!!
6月からスタートする
哲学サロン・第4期の「体験会」はこちらから
↓↓↓
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(本コースは、休日・平日コースがあります。)